日本エイズ学会特別教育セッション_症例から学ぶHIV感染症診療のコツ

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HCMI-J

協賛:GSK

●2001年(第15回日本エイズ学会・東京)INTERACTIVE_Case2
  座長, 解説: 青木 眞 先生(感染症コンサルタント)
「Interactive Session−症例から学ぶHIV感染症治療のコツ」
Karen Beckerman, MD
味澤 篤 先生(都立駒込病院)
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症例2#2のコメント:
挙児希望のある女性にEFVの使用は避けたいところですので「1」は不適切です。「2」が正解。「3」はEFVがあり駄目なうえにd4T+ddIによる乳酸アシドーシスの懸念があり不適切です(味沢先生によれば国家試験の禁忌枝)。「4」のNVPを含む処方も悪くありませんが高いウイルス量が若干の心配材料になります。「5」は勿論、ウイルス量の高い症例に単剤投与となり不適切です。
症例2#4のコメント:
患者さんは「2」の処方、即ちNFV+ZDV+3TCを開始。その後ZDVによる貧血が進行しd4Tに代えますが、ウイルス量は検出限界以下、血小板数も改善します。この時点で患者さんが妊娠(第一トリメスタ)している事実に気づきます。この時点でHAARTを中止することは検出限界以下に押さえこんだHIVのリバウンドを招き、母子感染の危険を招きますので「1」「2」は不適切です。「2」のAZTを含む処方ですが一般的にACTZ076で使用されたAZTが特別に母子感染予防に有用と考える専門家は少なくd4Tでも問題はないはずです。「3」のHAART中止ができないことは既述のとおりです。「5」のHAARTを継続しながらd4TをAZTに変更するという方針は最近のガイドラインに沿ったものですが、既にAZTによる貧血の既往もあり、この時点で処方を変えることは好ましくありません。正解は「3」の現在のHAARTを継続です。

 
 
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HIV Care Management Initiative-Japan