| 新たなHIV診療の課題に取り組むために
〜特別教育セッションの開催にあたって〜
今年も関係者がたくさん参加される第16回日本エイズ学会でインタラクティブセッションを開催することになりました。
最近のHCMI-Jへの相談は、多剤耐性となった症例、妊婦症例、急性感染がうたがわれる若い症例、複数の基礎疾患をもつ高齢の症例などが目立ち、HIV感染症はもはや、大きな病院や大都市だけの問題ではないことを実感いたします。
また同時に、本来の診療や院内業務のなかで新たにHIV診療という課題に取り組むことになったスタッフの苦悩がリアルに伝わってきます。
本セッションではIAS-USAが採用している臨床医向けのトレーニングを日本で開催するという形をとり、臨床現場で医療従事者や患者が抱える実際の悩みを皆で検討しながら、経験の豊富な医師が解説を加えるというスタイルをとっています。講師の用意したケースのなかからたくさんのメッセージを受け取っていただければと思います。
今回講師として来日されるM.Saag先生は、IAS-USAの設立初期からの中心メンバーであり、医療従事者自身が主体的に情報をつくりあげていく活動に関わっています。また、後進者への教育にも並々ならぬ熱意をおもちです。
また、HCMI-Jが日本の医療従事者に提供しているメールによるコンサルテーション・プログラムの海外アドバイザーとしてもご協力いただいています。
また、本セッション会場での直接の質疑応答もぜひ楽しんでいただければと思います。
開催に際しましては、IAS-USA、第16回日本エイズ学会大会事務局、グラクソ・スミスクライン株式会社のご協力をいただきました。関係の皆様に感謝申し上げます。
HIV Care Management Initiative-Japan
事務局 |